~いい朝を迎えるために~ 睡眠について考えよう

気持ちいい朝は深い眠りとすっきりした目覚めがあってこそ!
そこで、いい朝を迎えるためのヒントを学びましょう。

★どれだけ眠ればいい?
睡眠には夢を見るレム睡眠(心のメンテナンスをする睡眠)と夢をほとんど見ないノンレム睡眠(体や脳を休め、成長ホルモンを分泌し体の成長と回復を促す睡眠)があり、この2つがセットになり90分周期で繰り返されています。そのため、睡眠時間は90分の倍数にすると効率よく質のいい睡眠をとることができます。

★いつ寝て、いつ起きればいい?
睡眠にはゴールデンタイムがあるそうです。
いつ寝るか?は成長ホルモンの分泌を考えて夜11時から0時頃に床につくのがベスト。いつ起きるか?にはコルチゾールというホルモン(寝ている間のエネルギー供給の役割)が関係しています。コルチゾールが大量に分泌されるのは夜中の3時頃、分泌が下がり始めるのは7時頃なので、この時間を中心に起きるようにしましょう。

★朝、太陽の光で体内時計をリセットしよう。
人間の脳には体内時計がありそれによりさまざまなホルモンが分泌され、生活リズムを整えています。しかし、実は体内時計は25時間周期、1日は24時間ですので1時間のずれが生じます。そのズレを修正してくれるのが太陽の光です。

また眠気を促すメラトニンというホルモンの分泌も太陽の光を浴びることで抑制され、この2つの働きでスッキリ目覚めることができます。

★ぐっすり&スッキリのための夜習慣
ポイントは、体温と照明。人は体温が急に下がるとき眠くなります。例えば、夕食に熱い料理を食べる、40度くらいのお風呂にゆっくり浸かる、就寝の2時間前に行ウォーキングなど。その後布団に入ると徐々に体温が下がり、眠りに落ちるわけです。

また睡眠を促すメラトニンは強い光では、分泌が抑制されますが分泌が活発になる午後9時以降は部屋の明かりを落とし、薄暗くオレンジ系の照明にすると、心地よい眠りにつながります。

※何かとストレスの多い現代人の生活、自分の睡眠を見直してみましょう!